確かな安全を守るための、徹底した品質管理。

安定した高品質で社会のニーズに応える

モノづくりにこだわってきた私たちにとって、品質はすべてに先立つ最優先事項。ばらつきのない高精度な製品こそが、インフラ設備の安全性を確保し、社会の安定を支えます。どのような環境においても変わらない性能を支えるのは、熟練した社員たちの目と手とこだわり。厳しさで知られるNAS(Natioanl Aerospace Standard/米国航空規格)3350/3354をはじめ、内外トップクラスの品質基準をクリアした私たちの製品は、プロフェッショナルの信頼に応え続けています。

設計・加工・検査まで一貫した製品コントロール

時代のニーズに応える高品質のカギは、加工精度の進化だけではありません。材料選択は適切か、製品設計にムリやムダはないか、検査システムは適正か・・・・。一つひとつのプロセスに真摯に向き合い、わずかな改善点も見逃さないことで、私たちはモノづくりを進化させてきました。高い次元の品質を一気にかなえられる魔法の杖は、この世界にはありません。決して妥協せず、より一層の高みを目指す一人ひとりの想いと、それを実現する地道な努力こそが、私たちの品質力の源です。

Professional Voice

開発したプロがいる。その真価を見抜いたプロがいる。
それぞれのプロフェッショナルが語る、東京衡機エンジニアリングの品質力。

現場の人々からの評価は
開発者にとって何よりの勲章。

ゆるみ止めナットは各社から出ていますが、ボルトまたは部材(被締結物)とナットの間の摩擦力を利用している点は同じです。この方法の弱点は、ナットが完全に締まっていないと十分なゆるみ止め性能が発揮されないこと。例えば、熱膨張と収縮が繰り返される金属屋根や、経年劣化で材料がやせる木質部材などでは、どうしてもゆるみが出てしまう。適切な時期に締め直しを行わないと、部材やナットの脱落にもつながりかねませんし、そのためのコストもばかになりません。 当社製品の最大の強みは、スプリングの締め付け力を応用して、ナットや部材の脱落そのものを防いでいること。締結箇所の状況に変動があっても部品が落ちる心配がないため、炎天下の高所や手がやっと入る程度の狭小な場所など、高い安全性が求められるのに保守点検が難しい現場を中心に評価をいただいています。 また、定期的な締め直し作業が不要な点も、現場担当者からは喜ばれています。今はどこの現場も予算不足・人手不足で悩んでいますから、メンテナンス費用が最小で済むというのは、大きなアドバンテージです。 当社の製品は専用工具なしで施工できますし、作業性も普通のナットと変わりません。つまり、熟練工でなくても十分な性能を確保でき、施工スピードも上がるということです。現場の職人さんに「使いやすい」といわれるたびに、開発者になってよかったと感じますね。 株式会社 東京衡機エンジニアリング 営業部長 藤澤康之